ジプトーンってどんな天井?

ジプトーンを直すことで入居が決まる!?

オシャレにするにはどうすれば良い?

 

安価で工期の短いジプトーンは、賃貸物件のオーナーにはメリットが多い天井素材だが、オシャレな雰囲気からは程遠く、入居者受けはイマイチだ。

天井を剥がしてリフォーム出来れば良いが、コストのことを考えると、そこまでする必要があるのか考えてしまうだろう。

 

ここではジプトーンの天井を、コストをかけずにオシャレにする方法を紹介していく。

意外と簡単な方法なので、次の退去者が出た時には、ぜひご自身で試してみてほしい。

 

ジプトーンとは?


 
ジプトーンという言葉になじみの無い方も多いかもしれないが、事務所、店舗、学校や病院といった公共施設などで、縞状の虫食いのような模様(トラバーチン模様)の天井を見たことがあるはずだ。

あの洋風天井用化粧石膏ボードのことを「ジプトーン」と呼ぶ。

ジプトーンとは、もともと建材メーカーの吉野石膏株式会社が名付けた商品名なのだが、建築の現場においては天井の石膏ボード=ジプトーンで通っている。

サイズは455mmx910mm、910mmx910mmの2サイズで、厚さは9.5mm。専用のビスで天井に直接貼り付けていく。

 

ジプトーンのメリットとは?

ジプトーンがあらゆる天井に使用されているということは、メリットがあるからだろう。

具体的には次のような点が挙げられる。

  • 手軽で安価
  • 専用ビスが目立たなく意匠性を損なわない
  • クロス仕上げ、目地処理などが不要なため工期短縮になる
  • ビスを外せばすぐに天井裏が見えるので、設備の改修が楽
  • 不燃素材なので内装制限を受けない
  • 防音効果がある

 

 
施工が簡単で工賃が安いのは大歓迎だし、後々の修繕が簡単なのも有難い。防音効果が高ければ、騒音のクレームの心配も軽くなる。

メリットだけを見ると、賃貸住宅のオーナーには嬉しい事ばかりである。しかし、新築の物件でこのジプトーンを使用している天井は少なくなっている。

それはなぜなのだろうか。

 

ジプトーンのデメリットとは?

 

賃貸住宅のオーナーにとってのメリットは、防音効果以外、入居者にはどうでもいい事ばかりだということに気が付いただろうか。

入居者はジプトーンについて、次のようなデメリットを感じている。

  • 古臭い
  • 模様が怖い
  • 安っぽい

 

学校や倉庫などにも使われている素材なため、どうしても高級感に欠け、ともするとバックヤードに住んでいる気分になってしまうのだ。また、あの模様がどうしても気になる、怖い!という声も聞こえてくる。

コスパは良いがその見た目から、「オシャレな空間に住みたい!」という入居者にはどうしても敬遠されてしまう天井なのだ。

 

ジプトーンを隠すにはクロスを上からはる?

ジプトーンの天井をオシャレに変身させる方法はあるのだろうか。

ネット上でよく見かけるのが、ジプトーンの上からクロスを貼って隠してしまう!という方法だ。ジプトーンは石膏ボードのためクロスを貼ること自体は十分に可能だ。

しかしジプトーンをよく見てほしい。模様の凸凹や継ぎ目の溝は結構深い。また、表面にくる仕上げ材であるため、表面が加工されている。

そのまま貼ってしまうと、早ければ数カ月後に隙間から剥がれてしまうことがある。

ジプトーンにクロスを貼る場合は、前段の下処理として凹凸の穴を埋めるべく、全面にパテ処理をするなどの工夫が必要となるが、これが結構面倒くさい。

 

他には、ジプトーンの上にベニヤ板を貼ってフラットな状態にしてからクロスを貼る、という方法もある。この場合、最低でも5mm以上の厚さのべニアを使用しないとクロスにゆがみが出てしまうので注意が必要だ。

ベニヤ+クロスの方が仕上がりは綺麗になるが、大がかりな作業となるため、単純にクロスを貼るよりもコストは余計に掛かってしまう。コストを家賃に上乗せできるのかが、カギとなってくるだろう。

私が見積もった時は、2倍ほどのコストの違いが出てしまった。
 

ジプトーンを隠すには塗装がおすすめ!

クロスで隠す方法よりもおすすめなのが、「塗装」だ。ジプトーンに塗料を直塗りしてしまうのだ。

素人がDIYしても仕上がりはそれ程悪くないため、オーナー自ら塗装することが出来れば、クロスを貼るよりも断然コスパが良い!

ここからは、ジプトーンの塗装の手順について説明していこう。

ジプトーン塗装に必要な材料

まずは、材料を準備しよう。

  • ブルーシート(新聞紙)
  • マスカー(マスキングフィルムとテープが一体化したもの)
  • 白ペンキ
  • 好きな色のペンキ(白にするなら不要)
  • 浸透シーラー
  • ローラー(2~3本)
  • 継ぎ柄(伸縮できるタイプだと便利)
  • ナイロン刷毛(2~3本)
  • ペンキを入れるパレット(ローラーがすっぽり入る大きさが良い)
  • ぞうきん
  • マイナスドライバー(ペンキ缶を開けるのに必要)
  • 脚立
  • マスティー

 

ペンキの種類だが、“つや消し”の内部用水性塗料がおすすめだ。

ローラーで天井を塗っていくので、周囲に飛び散っても大丈夫なように養生をしっかりと行うこと。床にはブルーシートを敷き詰め、足りないところは新聞紙で補う。

壁はマスキングフィルムをテープで留めるのだが、マスカーと呼ばれるフィルムとテープが一体化したものを使用すると作業が非常に楽になる。

絶対に汚れるので、捨ててもいいような服装(フード付きだと尚良い)で行う。シーリングライトなど、照明器具を外しておくことも忘れずに。

塗装の手順

準備が出来たら早速塗装を始めよう。手順は次の通りだ。

  1. 天井の埃など汚れを掃除する
  2. 下地として浸透シーラーを塗っていく
  3. 浸透シーラーが乾くまで待機
  4. 白ペンキを塗っていく
  5. 乾いたら2度塗りする
  6. 塗料が乾ききる前に養生を外す
  7. 塗り残しがあったら乾いた後に刷毛でぬり直す。

1.天井の埃など汚れを掃除する

下地にカビが残っている場合、時間の経過とともに表面にカビが出てくる。そのため、下地のカビ処理は入念に行う必要がある。

ホームセンターやネット通販で、下地用防カビ剤であるマスティーが販売されているので、カビがひどい場合はこちらを使って処理をすることを推奨する。

埃を払ってから、硬くしぼったぞうきんでよく拭く。煙草のヤニなど取れにくい汚れは、中性洗剤を薄めたものでしっかり拭き取る。

2.下地として浸透シーラーを塗っていく

浸透シーラーとは「下塗り塗料」のことで、これを塗ると天井面を安定させるとともに、塗料の密着性が高くなり、ヤニやシミを防止する効果もある。

隅っこや細かい部分、凹凸の内部は刷毛で塗り、広い部分はローラーを使う。シーラーを塗らずにいきなりペンキを塗っても良いが、塗った方が塗装は長持ちする。

3.浸透シーラーが乾くまで待機

浸透シーラーは2時間ほどで乾く。完全に乾くまで待機する。

4.白ペンキを塗っていく

完全に乾いたら、白ペンキを塗る。この時も、細かい部分は刷毛で、広い部分はローラーで塗っていく。

特に凹凸の内部を奥までしっかり塗っておくと、塗り終わりが綺麗になる。

5.乾いたら2度塗りする

白ペンキが乾いたら2度塗りをする。白を重ねても良いし、好きな色のペンキを塗っても良い。白ペンキを先に塗ることで、上に乗せる色が綺麗に発色する。

塗料は1度塗りで済ませてしまう事も可能だ。ジプトーンの模様が少し残っても良いのであれば、1度塗りでも十分だろう。

6.塗料が乾ききる前に養生を外す

養生は塗料が少し乾いてきた状態の時に外すと、綺麗に剥がせる。

完全に乾ききってから外すと塗料も一緒に剥がれてしまう事があるので、注意が必要だ。

7.塗り残しがあったら乾いた後に刷毛でぬり直す。

塗り残しを見つけたら、完全に乾いた後に刷毛で塗り直す。

生乾きの状態でいじると、変な塗り跡が残ることがある。

 

余談

私はコスト削減のために塗装を業者に依頼したことがあるが、塗装があまくジプトーンの凸凹が全て消えないということがあった。

こちらが施工後の天井であるが、写真からでも凹凸が消えていなことが分かるのではないだろうか?

業者に依頼をする場合は、

・過去に同じような施工をしたことがあるのか?

・重ね塗りは何度ほどするのか?

・もし消えなかった場合は、どのように対応するのか?

を確認しておく事を推奨する。

単純にコストが安いからと飛びつくと、私のように痛い目をみる可能性もある。

さらに作業をする場合は追加で費用が発生することになったため、このまま募集をした。

幸いにしてすぐに入居が決まったので、やはりリッチや間取りなどの事前リサーチやターゲット設定が重要であると感じたが、今後同じ失敗をしないように注意をしていきたいと思う。

まとめ

ジプトーンの天井をオシャレな雰囲気に替えるには、次の方法が考えられる。

  • 直接クロスを貼りつける
  • ベニヤ板を貼った後、クロスを貼る
  • 塗装する

 

一番手軽でコストの掛からない方法は「塗装」だろう。業者に頼まずオーナー自らDIYで仕上げることも十分に可能な方法だ。

ジプトーンの独特の模様が薄まるだけでも、スッキリとしたオシャレな空間に生まれ変わる。家賃の下落を止めることにも貢献してくれるだろう。

次の退去者が出た際には、早速試してみてはいかがだろうか。




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