資産形成ってどんな方法があるの?
お金を貯めるためのコツはあるの?
投資信託が儲からないって本当?
こんな疑問に答えていきます。
最近は国の財政問題が多く取り上げられ、少子高齢化が進むにつれて、将来の財政状況は想像できません。
私たちの老後は年金だけで生活できるのか・・
自分や家族をしっかり養っていくことができるのか・・
そのような不安を抱えている方も多いと思います。
退職後は3500~4500万円が必要と言われています。退職金が平均で2500万円ほどなので、最低でも1000万円は貯金をしておく必要があります。
この先、本当に退職金で2500万円も出るのかは不透明であるため、今から資産形成をしておくことはとても重要なポイントになっていきます。
ここでは、資産形成について紹介をしていきます。
資産形成のメリットとは?
そもそも資産形成とは、将来の不安を取り除く解決策です。
結婚、出産、家の購入、老後の生活など、人生を送る上でまとまったお金が必要になるライフエベントはいくつもあります。
子どもがいる場合には子どもの教育費用もかかってきます。大学まで出すとなると、1人につき2400~3000万円が必要と言われています。
老後には3500~4000万円の費用が必要と言われています。
何も準備していなければ、こういったタイミングでお金に困ってしまいますよね。
でも早い段階から資産形成をしておけば、こういったタイミングでお金に困ることが少なくなっていきます。
すると精神的にも不安になったり焦ったりすることがなくなり、生活の質は上がっていきます。
お金に悩む生活は辛いですもんね。
次に資産形成の方法について紹介していきます。
資産形成の方法とは?
資産形成する方法としては大きく4つに分けられます。
● 支出を減らす
● 資産を運用する
● 貯蓄から投資する
基本的に収入を増やし、支出を減らすことは普段の生活からでも出来ることです。
一番簡単な方法は支出を減らすことですね。
家計簿を付け、実際にいくらあれば生活できるのか、余計な出費はないか見直すことで余ったお金を貯金として増やすことが出来ます。
ここでのポイントは、食費を削ったり、缶ジュースを飲むのを我慢するなどの方法で節約をしないということです。
上手く節約をしている方は、固定費を削減しています。
例えば、適切な保険に見直す、携帯料金を見直す、家賃を見直すなど、固定でかかっている出費を減らす方がストレスなく節約ができ、大きな効果をもたらしてくれます。
他には資産を運用したり、貯蓄から投資してお金を増やす方法は以下の通り色々あります。
ここでは、代表的な投資や資産の運用方法をご紹介します。
外貨投資
外貨投資は、日本円を海外のお金に換えて運用することを言います。
どのような運用方法があるのか、以下が主な運用方法です。
●外貨MMF(マネー・マーケット・ファウンド)・・・外国のお金を日本円に換えて、安全性の高い債券で運用します。
●外国投資信託・・・外国の法律に基づいて、外国で設定・運用される投資信託です。
●外国債券・・・発行者、通貨、発行場所のどれかが海外の債券をいいます。
●外国株式・・・海外の企業が発行する株式の事をいいます。
●外国為替証拠金取引(FX)・・・一定の資金を元に決められた取引対象通貨の組み合わせの通貨ペアをリアルタイムで売買できる取引です。
これらは基本的に為替相場の変動によるリスクがあります。
外貨投資を行う際は投資する商品の仕組みや特性、リスクなどを十分に理解してから行うことが大事です。
特に購入時の為替のレートや損益分岐レートをあらかじめ計算して把握しておくといいと思います。
外貨投資のメリットとは?
為替差益が得られる
外貨の為替相場の変動によって生まれる利益の事です。
例えば為替レートが1ドル100円の時にドルを購入し、数か月後1ドル140円になったら売るとすると単純に40円儲かったことになりますよね。
「ドルを安く買って高く売る」ことで利益が出ます。
金利の良さ
日本の銀行にお金を預入していても超低金利政策が続いている為、ほとんど増えることはありません。
しかし、その点海外の銀行は金利が高いため、預け入れをしておくだけで利子が増えていき資産を増やしていくことが可能です。
投資の選択肢が広がる
外貨投資をすることで、日本だけでなくアメリカ、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパなど様々な国に視野を広げることができ、日本の中で絞るよりもさらに選択肢が広がります。
外貨投資のデメリットとは?
為替で損する可能性がある
外貨投資を行う際は、為替レートが大変重要になっていきます。
例えば1ドルを120円の時に購入し、ある日突然1ドルが100円に下がってしまった場合、単純に20円損したことになります。
これは世界の経済状況や金融情勢によって変動する為、十分に起こり得ることです。
為替手数料が高い
手数料は外貨投資を行う上で必要不可欠になります。
大きく分けて、日本から外貨へ交換する際の手数料と外貨から日本円に戻すときに掛かる手数料があります。
例えば、100円交換する際に1円の手数料が掛かった場合、100万円だと1万円は手数料になってしまうということです。
これらを計算した時、結果的にマイナスになっている恐れがあるので注意しましょう。
投資信託
投資信託とは投資家からお金を集めて、ファウンドマネージャー(資金を運用する専門家)に投資をしてもらい、利益を得る方法です。
成功した場合は運用したお金(投資家から集めたお金)が増える仕組みになっています。
投資信託は1万円や1000円、100円などお手軽な金額で買えることが多いです。
投資を完全に任せることになるので、知識などはいりません。しかしプロに任せるからと言って運用がうまくいくと保証されているわけではありませんのでリスクはあります。
投資信託の中には分散投資されるものもあります。分散投資は極端な損益を防ぐ効果があります。
投資信託のメリットとは?
少額から投資が可能
投資信託の場合、他の投資に比べると比較的低金額から始めることが出来ます。
100円や1000円からでも投資可能です。
運用のプロに任せられる
初めての投資の場合、詳しいことは良く分かりません。しかし、投資信託はファウンドマネージャーという運用のプロにお任せすることが出来るので、自分で調べる作業や時間を省くことが出来ます。
分散投資することが出来る
分散投資することでリスクを軽減することが出来ます。
例えば、1つの企業に100万円すべてを投資して失敗した場合、戻ってくる金額がゼロになってしまいます。
しかし、4つの企業にそれぞれ25万円投資して、1つの企業が失敗しても75万円は戻ってくる可能性があるという事です。
投資信託のデメリットとは?
費用が掛かる
投資信託はファンドマネージャーという運用のプロに任せる為、売買買付手数料やファンドの管理費用などが掛かります。
元本保証がない
例えば、銀行預金は利子が増えなくても、もともと預けた金額は返ってきます。しかし、投資信託の場合は元本保証がされていない為、預けた金額よりも減って返ってくる可能性があります。
価格変動のリスク
いくら運用のプロと言っても、失敗することもあります。そういった場合は大損失する可能性もあることを覚えておきましょう。
株式投資
株式投資は、企業が発行している株を売買して利益を得る方法です。
株式投資は株主優待制度でその企業から商品やサービスの提供を受けることが出来たり、会社の稼いだ利益の一部が株主に配当されるなどのメリットもあります。
株式投資はその企業の経営方針をしっかり把握する必要があります。またそれに伴い、今後その企業がしっかり利益を出し成長できる企業なのか見極める必要もあります。
また、株価は毎日変動するため、こまめなチェックも必要になってきます。
株式投資の中には信用取引という、手持ちの資金以上で取引をする方法もあります。
リスクが高くなる分、リターンも高くなります。
スキルが向上してから、こういった取引にしていくと利益を大きく膨らませることができます。
株式投資のメリットとは?
株主優待制度が利用できる
株式投資の場合は、それぞれ企業によって、商品やサービスを受けられる株主優待制度があります。その企業の商品が送られてきたり、株主だけ使えるチケットや割引券等を利用することが出来ます。
株主配当制度
配当制度は企業に利益があった際、株主にその利益を配当することです。
例えば、1株につき1000円というように持っている株の数に応じて支払われます。したがって、多くの株を持っている方が配当金も多くなりますね。
企業の経営に参加できる
株式投資をした場合、その企業の株式を保有していることになります。
その為、議決権が与えられ企業の経営に参加することが出来ます。
これは株主総会に参加して、その企業の決議案に賛成または反対の意思を表明できるということです。
株式投資のデメリットとは?
初期投資が高い
株式投資の場合は最低でも数万円からの投資が必要です。ほとんどの場合は10万円以上の投資額を用意する必要があります。
価格変動のリスク
株式投資はその企業の経営や金融情勢などで株価が変動します。
株を買った時よりも高い値で売ることが出来れば儲かりますが、株価が買った時よりも下がってしまうと損をしてしまいます。
流動性リスク
流動性リスクとは、株を買いたい人と売りたい人のバランスが崩れた時に、株を売買できなくなってしまう恐れがあるという事です。
信用リスク
株は企業の株を買うという事なので、もし買った株の企業が経営破綻してしまった際、株価がゼロ円になり得ることがあります。つまり、投資した金額がゼロになり得るというリスクがあることを覚えておきましょう。
不動産投資
不動産投資は不動産に投資して利益を得るという方法です。
マンションやアパート、一戸建て、駐車場などを購入して賃貸収入を得たり、購入した物件が元値よりも高くなった時に売却し、その売却益を得ることが出来ます。
不動産資産の場合、比較的に安定した資産運用が出来ます。入居者がいれば毎月安定した家賃収入を得ることが出来ますし、他の投資に比べてレートや株式の変動を気にする必要がありません。
さらに、相続税の対策にもなります。現金を不動産に変換することで、評価額を圧縮して相続税を少なくすることができるからです。
ただ、不動産投資は初期費用が高いことや維持管理のコストなども掛かってきます。
また、火災や地震などの災害のリスクや空室になってしまった時に家賃収入が得られないなどのリスクがあります。
不動産投資のメリットとは?
毎月の定収入が得られる
不動産投資の場合、賃貸収入が毎月入ってきます。更に大体の場合は1年、2年と長期で賃貸をする方が多いので長期的に定収入を得ることが出来ます。
所得税や節税効果対策になる
不動産投資をする場合、ローンを組みますよね。ローンを組むことによってローンの金利が所得税から差し引かれます。更に、不動産投資に掛かる建物の減価償却や固定資産税なども差し引かれます。不動産投資の赤字は所得税等の節税効果に繋がります。
自分の資産になる
不動産投資の場合はその建物自体が自分のものになります。賃貸をするだけでなく、将来的に自分の家族が住んだり、他の目的にも利用が可能になります。
不動産投資のデメリットとは?
初期費用が高い
他の投資に比べても分かるように、不動産投資を始めるのに必要な初期費用がとても高くなっています。少なくても頭金が数百万と掛かるためしっかりとした準備が必要ですね。
空室になってしまった時のリスク
いざ賃貸を始めても入居者が決まらなければ、家賃収入は得ることが出来ません。長い間空室の状況が続くと収入はなく、ローンだけを返していくことになってしまいます。
建物のメンテナンス
建物はどんな構造であってもメンテナンスは必要不可欠になります。定期的なメンテナンスに掛かる費用はもちろん、突然物件が壊れたりしたら修理費等も掛かってきてしまいます。
自然災害のリスク
地震や火災等の被害はいつ起こるか分かりません。その為そのようなリスクがある事も頭に入れておきましょう。
資産形成のコツとは?
資産形成の方法は上記以外にも色々ありますが、重要なポイントは4つあります。
早い方がお得
貯金を20代から月1万円、老後に向けてし始めるのと、40代から同じ金額を貯金するのではもちろん60歳になった時貯まった金額が違いますよね。
さらに、20代は30代40代に比べると自由になるお金が多い時期です。生活に必要な金額を計算してみてください。20代から貯金できる額を積立することで長期的な資産形成が出来ます。
コツコツと続ける
少しの金額でも長期的に見れば、大きな金額になります。コツコツ積み立てをしていくことで、20年後、30年後の貯蓄が増えていることは間違いありませんね。
じっくり長い期間で運用する
資産運用をする場合は長期的な運用をすることによって、大きなリスクを防ぐことが出来ます。投資や資産を運用する場合はリスクがつきものですが、長期的な投資をしていくことで様々な相場を経験し、知識が増えていきます。そのような経験からリスクコントロールがもっとしやすくなるでしょう。
さらに、長期的に資産形成を行うことによって、精神的にも余裕が出来ます。焦って大きな金額を運用するよりも、小さな金額を長期的に運用したほうが最終的には多くの資産を増やしていくことが出来ます。
分散投資でバランスを取る
長期的に運用する場合は、1つの投資先に全部の資産を運用するのではなく、複数の投資をすることにより、リスクを軽減することになります。
アセットアロケーション(資産配分)という考え方がありますが、分散投資を行われているポートフォリオでは、このアセットアロケーションがリターンの93.6%を決定すると言われています。
資産を分配していくことで、大負けをせずにコツコツと資産を増やしていくことができるようになるのですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
資産形成を行うメリットは将来のお金の心配を少しでも軽減するという事です。
資産を増やすには、
● 支出を減らす
● 資産を運用する
● 貯蓄から投資する
など色々な選択肢があります。
資産を運用する方法としては外貨投資(FX)、投資信託、株式投資、不動産投資などが挙げられます。
これらを長い期間でコツコツと運用していくことで老後の心配も軽減されます。
ただし、資産運用や投資にはリスクを伴います。そのため、自分に合った無理のない方法をお勧めします。
大切なお金のことですので、大きな額の資産運用をする際には専門家に相談したり、詳しく調べてから始めるようにしてくださいね。
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